タイトルに惹かれて手に取りました。
「ルポ 日本のDX最前線」(酒井真弓さん)
著者の酒井さんはノンフィクションライター。
IT総合情報ポータル「ITmedia」で年間60本ほどのイベントを企画した経歴をお持ちです。
本書で注目したのが、著者の酒井さんがインタビューで引き出した当事者のコメント。
さまざまな業種でDXの生みの苦しみを味わった方々の言葉にグッときました。
目次
第一部 政府編
・政府CIO
・経済産業省
・金融庁
第二部 企業編
・コープさっぽろ
・トライアル
・イカセンター
・セブン銀行
・コーセー
・アクロスエンタテインメント
・コナミデジタルエンタテインメント
印象に残ったコメント
43ページ(鎌田敬介さん)
「日本企業のDXの課題は、勉強する気のない子供をどうやってやる気にさせるかに似ている」
62ページ(コープさっぽろ長谷川さん)
「『何が普通なのか』、これを自分に刷り込ませるために積極的に社外の人と会ってきたんです。
『何が重要なのか』ではなく、『何が普通なのか』です。
なぜなら人間は、『普通はこうだ』と思ってることを実行に移すものだから」
105ページ(サツドラ富山浩樹社長)
「当時、日本のメディアはAmazonGoを無人コンビニと表現することが多かったのですが、実際は違いました。
AmazonGoがやったのは、売場の接客に注力できるよう、その他の作業を極力なくすということなんです」
171ページ(セブン銀行 西井さん)
「リスペクトがあれば情報が出せる。
それがセキュリティとオープンイノベーションの共通点です」
さっそくnoteフォローしました。
76ページ
ブログサイト「コープさっぽろDX」
https://dx.sapporo.coop/
そして紹介されていた2冊の書籍
228ぺーじ
(及川卓也さん)
230ページ
(Camille Fournier)
後日、手に取ってみようと思います。
「ルポ 日本のDX最前線」(酒井真弓さん)
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