今月講師を務める研修のコンテンツ構成を先方の意向で大幅に変えなければならなくなり、追加するネタの裏付けになればと思って手に取りました。
グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる』(ジョージ・ビーム編)


本書はサブタイトル「ラリー・ペイジ&セルゲイ・ブリンの言葉から私たちは何を活かせるか」の通り、グーグルを牽引する2人が発した言葉に対する解説で構成されています。
大谷更生が特に印象に残ったのは、ラリー・ペイジの言葉でした。

◆世界を変える仕事をする
世界を変える方法を
一行で説明するとしたら?
とてつもなくエキサイティングなことを、
常に必死でやること!

◆「壮大な夢」がかなうとき
僕たちの第一の使命は、世界の情報を整理して、
どこでも手に入り、役立てられるようにすることだ。

◆小さくまとまるな、大きく考えろ
突拍子もない野望を抱くほうが、
むしろ楽に進めることができる。

◆自分の中の「臆病」と向き合う
【社内のエンジニアから出された提案に対して】
僕たちは大きなことをやりたいんだ。
でも君は小さいことを提案する。
どうしてそんなに渋るんだ?

◆「勝ち方」にも徹底してこだわれ
質で勝負できないなら、
そもそも勝つべきじゃない。

◆余分なものを削ぎ落とすデザイン
グーグルの目標は
すべてをシンプルかつ美しい
デザインにすることだ。

◆すごいビジネスを生んだ「20%ルール」(創業者からの手紙)
グーグル社員には、通常のプロジェクトを
行うだけでなく、
将来もっともグーグルのためになると思う
プロジェクトに自分の時間の二〇%を
割いてほしいと勧めています。
リスクの大きいプロジェクトの
大半はそのうち頓挫しますが、
それでもそこから教えられることは多い。
それ以外は成功し、魅力的なビジネスに発展します。

◆新ビジネスを加速する「70・20・10」の法則
七〇・二〇・一〇というのは
会社の資産配分のことで、
七〇%をグーグルの核となる事業に回し、
二〇%をその核に近いプロジェクトに、
最後の一〇%をエネルギー関連事業など、
本来のビジネスとはまったく関係のない
プレゼンプロジェクトにつぎ込むんだ。

熱い思いとブレない軸をビンビン感じた一冊でした。

グーグルをつくった男たちが「10年後」を教えてくれる』(ジョージ・ビーム編)