2020/9/11(金)、妻と一緒に何気なく訪れたMOA美術館(熱海)で開催していた「井上涼展 炎のアツアツびじゅチュ館」を鑑賞して「びじゅチューン」にすっかりハマってしまいました。
「びじゅチューン」とは、金沢美術工芸大学出身のアーティスト井上涼さんが世界の著名な美術作品を歌とアニメで紹介するNHK Eテレの5分番組です。
朝に目覚めたらTVをオンにしてYouTube「びじゅチューン」のリスト全92曲を再生
これが流れると妻が目覚めます。
DVDブックも2冊買ってしまいました。
びじゅチューン!DVD BOOK5
びじゅチューン!DVD BOOK4
なぜ大谷更生がここまで「びじゅチューン」にハマってしまったのか。
改めて考えてみたところ、3つの原因があることに気づきました。
①キャッチーなタイトル
例)何にでも牛乳を注ぐ女
例)委員長はヴィーナス
例)真珠の耳飾りのくノ一
例)写楽式洗顔
例)保健室に太陽の塔
一度聴いたら忘れない、そんな衝撃を受けました。
②奇想天外な設定
例)姫路城と初デート
例)お互い擬態
例)兵馬俑ウエディング
例)再配達には金印を
例)私を投げ入れて
どうやったらこんな設定を思いつくのか、全く想像がつきません。
③細部まで作りこまれた絵
・右下で歌詞を紹介する作家のイラスト
・別の作品で登場したキャラクターがチラリ
例)指揮者が手
例)曜変天目ディスコ
曲調はディスコ調から電子音満載やホラー風まで多彩なバリエーションで展開。
自分では思いつかないアイデアに大笑いしながら、時々ホロリとさせられます。
井上涼さんの作品に対するリスペクトを全ての動画から感じることができるのも大きいと思います。
新しいアイデアを考えなきゃならないとき、リラックスした状態でペラペラっとめくると、今までの枠を超える発想が浮かぶんじゃないか。
そんな期待を胸に今後も愛読します。
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