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36年間、語り継がれる叡智

2/27(水)の勉強会で榎本あつしさんがおススメしていたので、その場で注文したのに積ん読状態になっていた『1分間マネジャー』(K・ブランチャード & S・ジョンソン)


意を決して手に取ったところ、物語形式でスイスイっと、あっという間に読み終えてしまいました。

一分間マネージャーになる三つの秘訣(ノウハウ)

◆<一分間目標設定>とは
1 自分の目標について同意(納得)し、承知する。
2 良い行動とはどういうものかを知る。
3 目標は一つずつ、二五〇語以内で一枚の紙に書きつける。
4 各々の目標を何回でも読み直す。だが、どの目標も読むのに一分とかからない。
5 一日のうちで、ときどき一分間使って自分の目標達成具合を調べる。そして、
6 自分の行動が目的目標と合致しているかどうかを調べてみる。

◆<一分間賞賛法>は次のようなときに、効き目がある
1 前もって部下に伝えよ。彼らの仕事ぶりを指摘する意図があることを。
2 その場ですぐに褒める。
3 正しく、うまくいった事柄を具体的に話してやる。
4 うまくやったのを見て、上司としての自分がどんなにいい気分になったか、それが組織やその中で働く人々にいかに役だつかを話す。
5 沈黙の時間を置き、いかに気分がいいかを当人にも”感じ”させる。
6 引き続き同じように頑張るように励ます。
7 握手をしたり、触れたりして、組織の中で部下が成功することを援助していることをはっきりわからせる。

◆<一分間叱責法>がうまくゆくとき
1 部下がやっていることをはっきりと、曖昧でないことばで指摘するつもりだということを”前もって”はっきり知らせる。
-叱責の前半-
2 まちがった点はただちに叱る
3 何がまちがっているかを具体的に教えてやる。
4 まちがいを見てどう感じたかを部下に話す。確実な、はっきりとしたことばで。
5 不愉快でも、沈黙の数秒間を置き、あなたの感じをしみじみ相手に”味わわせる”。
-叱責の後半-
6 本心から部下の味方であることがわかるよう、握手をしたり、肩に手を置いたりする。
7 部下を高く評価していることを思い出させる。
8 この状況での部下の実績は別として、部下に好意をもっていることを、もう一度、はっきりと言う。
9 叱責が終わったら、それですべておしまいということをよく認識する。

印象に残ったフレーズ

「”現実に”起きていることと、こうなって”欲しいと思う”こととの間に差(ずれ)があるときだけ、問題があるのだ」

「<一分間叱責法>でのわたしの目的は、問題の行動を取り除き、その人間を守るということなのだ」

「相手にどういう”まちがい”を犯したかを話してやること、それについて”どう感じて”いるかという気持ちを話してやること、相手が”人間として”いかに貴重な存在かをよく納得させること、この三つが人の行動を著しく変えていくことになる」

座右

気分のよい部下は、
よい成果を生む。

部下が潜在力を十分に発揮するように力を貸せ。
部下が仕事をうまくやっているところを見つけろ。

私が費やす最良の時間は、
部下に投じる時間である。

人はみな勝者になる可能性をもっている。
敗者をよそおう人もいる。
その見せかけにだまされるな。

一日一分
自分の目標をチェックしろ。
成果をチェックしろ。
そして自分の行動が目標に
合致しているかチェックしろ。

われわれは行動のみの存在ではない。
自分の行動を管理する人間そのものである。

1983年2月3日の初版発行以来、36年間に渡って語り継がれる叡智。

あのとき榎本さんが強くオススメしていた理由が、よくわかりました。

1分間マネジャー』(K・ブランチャード & S・ジョンソン)

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