大谷更生が講師を仕事として本格的に始めたのが2011年なので、今年で丸10年。
今までに44都道府県616箇所で講師を務めています。
講師として全国各地を飛び回っている様子をSNSに投稿していると、ときどき
「講師の仕事を増やしたいのですが、どうしたらいいですか」
と相談いただくことがあります。
相談してくださった方へ大谷更生が最初に伝えるのが「2種類の講師」という切り口です。
①俳優型講師
②自作自演型講師
①俳優型講師とは、主催者や研修会社が用意したテキストを使って講師を務める方のこと。
舞台に例えると、与えられた役を台本に沿って演じる俳優のような役割です。
俳優型講師が求められるのは新入社員研修など、受講者が複数のクラスに分かれる場合。
クラスによる理解度のバラつきを避けるために、用意したテキストを漏れなく進めることができる俳優型講師が求められます。
②自作自演型講師とは、自分が作ったテキストで講師を務める方のこと。
舞台に例えると、自分で書いた台本を自分で演じる脚本家兼俳優のような役割です。
自作自演型講師が求められるのは、専門知識や技術など明確なテーマが設定された研修。
講師の知識や経験に裏付けられた独自ノウハウが習得に必要な場面です。
では、講師の仕事を増やすにはどうしたらよいか。
大谷更生のおススメは①俳優型講師と②自作自演型講師、両方できるようになることです。
大谷更生が感じるのは①俳優型だけ、②自作自演型だけをやる講師が多いということです。
①俳優型講師は講師経験が少なく、自分のコンテンツを持っていない方が多いです。
②自作自演型講師は講師経験が豊富で自分のコンテンツにこだわりが強く、他人のコンテンツで講師をやりたくないと考える方が多いです。
講師経験が少ない方は、まずは①俳優型で経験を積みながら、自分のオリジナルコンテンツを開発して②自作自演型ができるようにして、最終的には両方に対応できるようになる。
そうすれば、講師として声がかかる機会が増えるはずです。
ちなみに大谷更生は、②自作自演型から始まって①俳優型を経験して、現在は両方対応可能な状態です。
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