「●●のテーマで講師ができる人を探している」
お世話になっている研修会社さんからそんな連絡を受けたとき、私は誰を紹介するか?
テーマに合う知識や経験があることはもちろんですが、それと同じくらい大切にしていることがあります。
それが3つの「ある」です。
①カタチがある
カタチとは、どんな講師かをひとことで伝えられるもの。
具体的には
・講師プロフィール
・セミナー企画書
これに加えて
・ウェブサイト
・YouTube
・日々の活動が垣間見えるSNS
などがあると紹介しやすいです。
②レスがある
私が「レスがある」と判断する返信タイミングの目安は24時間以内です。
24時間を超えて返信がない場合
「メッセージが届いてないのでは…」
と不安になります。
もし24時間以内に回答が難しいときは
「●●の件、XX/XXの99:99までに回答します」
と一報いただけると安心できます。
逆に返事がほしいメッセージが既読になっていて24時間以上返信がないのに、その人のつぶやきがSNSで流れてきた。
そんな場面に遭遇したら、その方は私の紹介候補リストからこっそり削除します。
③つながりがある
・定期的にメッセンジャーやSNSでやりとりをしている
・共通の友人が主催する会で何度も一緒になったことがある
そんな方は交流を通して人となりがわかっているので紹介しやすいです。
逆につながりがない方は私自身の言葉で紹介することが難しいので、紹介の優先度が下がります。
もし3つの「ある」を満たした方が複数いらっしゃる場合、決め手となるのは相性です。
紹介先との相性がよければ、万一、何か問題が起きても影響を最小限に抑えることができるからです。
例えば講師を紹介する場合
・主催者(依頼元)
・想定受講者
・講師を務める環境
対面かオンラインか
オンラインの場合、ツールは何か
・期待する成果
などを考慮して相性を見極めます。
紹介とは自分の信頼残高を投資すること。
紹介には覚悟が必要です。
私自身も紹介に値する人間であり続けられるよう、今後も研鑽を重ねてまいります。
本コラムは冊子「売れ続ける講師ノウハウ大公開」に掲載しています。
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