セミナーや研修で自己紹介をする際
「前職は18年間、通信会社でシステムエンジニアをやっていました」
と伝えると、よく訊かれることがあります。
「システムエンジニアから講師、どうして独立したときに全く違う仕事を選んだのですか?」
私はこう答えます。
「システムエンジニアと講師は全く違うように見えますが、相手が期待する役割は一緒だと私は思っています。期待する役割は両方とも相手の問題解決を支援すること。システムエンジニアはシステムを使って相手の問題解決を支援する。講師はスキルやノウハウを使って相手の問題解決を支援する。手段は違いますが、目的は一緒です」
といっても、講師未経験でいきなり取り組んだわけではありません。大学生だった4年間、塾の講師のアルバイトをしていました。時給がいいというのが選んだ理由でしたが、ここで教える楽しさに目覚めて塾が提供するテキストではなく自分でテキストを作るなど、どうしたら受講者に伝わるかを考えながら試行錯誤を続けていました。
今後も相手の問題解決を支援する姿勢を貫きます。
本コラムは冊子「売れ続ける講師ノウハウ大公開」に掲載しています。
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